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東電ってもう社会的に許されているの!?

東電が携帯電話会社と提携する話が進んでいる。電気料金と電話料金のセット割だそうだ。
また、リクルートと提携してPONTAカードで電気料金にポイントをつけることも検討しているらしい。
電力自由化を見越して顧客の囲い込みを画策しているとのこと。

関東地方への汚染については無視を決め込んだままだ。
賠償を拒んだまま、一方でセット割だのポイントだの、無神経だ。
原発事故の被害者としては、怒りを通り越して悲しみを感じる。
4年も経ったし、もういいだろう、という空気を感じる。
冗談じゃない。時間の経過は、免罪符にはならない。

提携交渉をしている企業に対しても憤りを感じる。
故郷を追われて苦しんでいる人もまだたくさんいる。
東電に対する裁判は2万人を超える規模で継続中である。
いまだに東電は、原発事故の責任を、社会的にも道義的にも果たしていない。
私に言わせれば、果たそうとすらしていない。
そんな東電を、もうビジネスパートナーとして受け入れてしてしまうのか。被害者としては侮辱された気分だ。
特に、事故当初は激しく原発批判をしていた孫さんのソフトバンク……

並み居る大企業が東電と提携するということは、経済界のみならず、この社会が、けじめをつけないまま東電を許容しているかのようで、見捨てられた感がある。
これらの企業だって、経営に影響が出るほどの抗議が殺到すれば白紙撤回するつもりだろうが…。提携企業もまだ様子見段階だろうから、今のうちに抗議すべきだ。いまのところ、抗議殺到しているって声は聞こえてこない。もうみんな東電許してるんだろうか。安くなるならいいか、という人が大多数なのだろうか。

私はバカバカしいと思いながらも、自分使っている携帯会社に、「東電と提携するなら他社に乗り換える」と言ってみた。すると「まだ決まっていないので」と言われた。でも、決まってからでは遅いんだよな。他社に乗り換えるって言っても、悲しいかな大手携帯会社はすべて東電と提携交渉をしているんだな。

独占状態で選択肢のないうちに囲い込みは勘弁してほしい。
せめて競合する電力企業が育ってからやってくれればいいのだが。(本当は、原発事故の裁判がすべて終わり、完全賠償し、福島原発の廃炉作業が終わり、国に対する借金を清算してからだが、それは21世紀中には無理だろう)

はぁあ、東電という字を見るのも嫌なのに、これからますます生活に浸透してくる。
抗議の意味でセット割を拒んで高い料金を払うのはかえって東電を利するだけだし。

素朴な疑問だが、東電は、まだ賠償をしていない関東の汚染地域に向けて『被害者割』ってのはやらないのかな?
“放射能ごめんなさいキャンペーン”とか言って。
それはそれで嫌だがな。やはり、被害に対してちゃんと謝罪と賠償を済まるのが先。

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▲事故当初は電力業界に反逆していた方が…「そんな奴ほど、ワンワン言ってしっぽ振ってんじゃないのか?」にならぬように願います。
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やはり、自分で除染した人への賠償は実質していない

私は去年の9月、東電が福島以外であっても自力で除染した人には賠償をすることを発表した、という文をブログに書いた。→
やっと。自費での除染、東電が賠償へ

東電の発表が極めてこっそりで、ホームページを探してもよくわからず、周知徹底とはいい難い。
東電HPの該当部分はこちら→
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1242022_5851.html
「過去のご請求においてご請求の取り下げをしていただいたご請求者さまにつきましては、誠に恐れ入りますが、あらためてご請求くださいますようお願いいたします」
というのも、不誠実だ。一度断られた人が、数年後にこの発表を読むだろうか? 支払い漏れがあったらどうしようとは考えないのだろうか?

で、その後、私は寡聞にしてわずか3名の方からだが、2014年9月の東電の発表を受けて、自費で除染したので東電に請求した、という報告を聞いた。
どちらも、電話をした段階で断られたそうだ。
「領収書がなければ支払えない」「領収書があったとしても、除染に最低限必要だったかどうかは弊社の判断」「除染作業の方法が適切かつ合理的だったのかどうか、証明できなければお支払いはできない」のだそうだ。
東電は、当初から、領収書を撮っておくように言ってはいない。私も、一定以上の汚染がある以上、包括的に賠償されるだろうと思っていたので、すべての領収書はとっていなかった。(ADRでは領収書の有無はあまり問われなかった。)
3年以上経って被害者が証明? 一般に賠償請求の時効が3年なのは、それ以上経つと証明が難しいからでは?
だから東電は3年以上経ってから言い出したのかと思えてしまう。
これでは東電は実質、支払うつもりがないということだ。

一人は、「あなたは東電が支払いに応じるかのように書いたから信じたのに。あなたのブログは東電に好意的すぎる」、と言ってきた。原発推進の方からご批判をいただくのは仕方がないのだが、彼は脱原発の集会にも参加している方で、私と気持ちを同じくするところが多かっただけに、彼のまっすぐな抗議は胸に刺さった。私は彼に謝ったよ。しかし、言葉が足らなかったのでここできちんと言いたい。
ごめんなさい。東電が誠意を持った対応をすることなどほとんどあり得ないと思いながらも、賠償請求するひとが増えてくれればいいと思って、「今なら東電の態度も軟化してるんじゃないの」などと書いたのです。それでも、僅かながら東電の良心に期待してはいたし、その期待は今後も持ち続けるつもりです。東電なんか全く話にならないからと切り捨てながら賠償請求をあきらめているよりも、東電にわずかでも期待をしつつ、賠償請求を含めて完全に責任を取るように求めていく方が、厳しい対応だと思うのです。


追記(2015.5.14)
自宅の汚染が当時基準以上だったことを証明する方法
航空機からの測定マップで色が付いていたからといって、自宅の汚染を認めさせるのは、現状では難しいようです。大雑把ですし、色が付いていない部分でも、ホットスポットはあります。
自分で自宅を測ったといっても、東電は「個人では測定方法に疑問がある」とか、「測定機器が信頼できない」と言ってくると思いますので、公の機関が測った数値を利用すればいいのです。
自宅が当時、基準以上の汚染だったことを証明するには、自宅を囲む3か所の地点(三角形の内側に自宅が入ればいいのです)が基準を越えていれば、自宅も基準以上だと推定できます。千葉県の柏市や松戸市など、自治体が汚染状況重点調査地域ならば、自宅付近の学校や公園の測定は、市町村などによって2011年内に行われているはずです。
ただ、放射能汚染は、人類の想像よりもはるかに偏りが生じています。周囲の公共施設がセーフだからといって、自宅で測った数値が高ければ訴えるべきです。
なお、私のここでいう言う「自宅」は、借家もマンションも同じです。住んでいる環境から、なるべく早く、少しでも放射能を除きたいという気持ちには変わりません。
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