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東電に門松はない(2017)

今年も東電に門松はなかった。
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↑2017年1月2日

いまだにうちには東電は謝りに来ていません。
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原発事故避難の子どもへのいじめ

原発事故避難の子どもへのいじめが問題になっているが、
こいつらはいじめていいと思わせる風潮を作った大人の問題だ。

そもそも国が、加害企業にはとことん甘く、被害者には厳しいのだから、
どうかしてるね。

福島裁判傍聴記~被害者の本人尋問~

先日(2016年5月17日)、福島地裁に生業裁判の傍聴に一人で行ってきた。
福島原発事故の被害者が国と東電に賠償を求める集団訴訟で、茨城県民だが私も原告に加わっている。
この日は第18回期日。傍聴するのは3度目だ。

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雨の中、福島地裁前に集まる被害者たち。

私は今回も傍聴のつもりで行ったのだけど、原告席を用意していただいていた。
原告席はいわゆる柵の中だ。裁判官から見て右側に3列に並んでいる椅子の3列目に座る。
原告席、対面する被告席とも、約30人づつが着席した。
傍聴席は80人くらいは入れるものの、少々空席がある。
以前の2度の傍聴では、ほぼ満員だったのだが。
傍聴席の隅に、元NHKの堀潤さんが居る。堀潤さんは今は東京MXテレビで平日毎日朝の生放送をしておられる。
この裁判は毎回通っているそうだ。ただ、お忙しいのだろう、休憩の後は姿は見えなかった。
私が本人尋問で証言台に立つときには、堀潤さんに見ていてもらいたいな、と思った。

この日は原告本人尋問が行われた。つまり、被害者に対する質問大会だ。
午前からやっていたが、私が傍聴したのは午後の部で、4人の被害者が順に証言した。
(原告席だと“参加”かな? でも、私は何も発言していないので、傍聴ということで)

証言は、質問に対する答えという形でしかできず、聞かれていないことを言うことはできない。
それと、何も見ずに答えなければならない。質問する方は膨大な資料をテーブルに置き、ペーパーを片手に質問するが、被害者本人はメモ程度のものすら見ることはできない。これはきつい。
原告側の弁護士による質問(主尋問)は、事前に打ち合わせしている。
悲惨な状況と、救われない思いを証言した。皆さん、ハンカチで目をおさえながら、涙ながらに語った。原告席、傍聴席から溜息やすすり泣きが聞こえる。
法廷に備え付けられたモニターに、原発事故前の平和な日常の写真や、うって変わった被害状況を映し出しながら証言される方もいた。

反対尋問(被告側からの質問)は、ずいぶんとプライベートに踏み込んで、意地悪な質問をする。原発事故と関係があるのか知らないが、職歴や家族構成などのうちの、普通は公開されたくない部分をついてくる。原告を萎縮させようとしているようだ。まあ、それが彼らの法廷闘争のテクニック、ということなのかも知れないが。
「あなたの家は福島第一原発から60キロメートル離れていましたね」という質問もあった。そんなことを言うたら、私の家は200キロだ。
そして、被告はだれ一人、一言も謝らない。賠償するかどうかとは別の次元で、目の前に被害者がいるのだから、尋問する前に一言「この場を借りて、お詫び申し上げます」くらい言ってもいいと思うのだ。
東電の弁護士は、尋問の前に「東電代理人の○○です」と姓だけ名乗る。原告はプライバシーをガンガン明かされるのだから、フルネームくらい名乗るべきだ。
もっとひどいのは国の弁護人だ。国は、経産省、文科省、環境省、原子力規制庁などから来ていると思われるが、「被告代理人の○○です」としか言わない。どの省庁の代理人なのかも明かさないで尋問するのだ。
そしてその後ろに座っているダークなスーツに身を固めた東電社員やお役人は、ほとんどは若い人なのだが、名を出すこともなく、当事者意識もなしに、弁護士に任せて座っているだけなのだ。…ひょっとしたら、彼らはただ座っていればいいと言われたアルバイトかもしれないぞ?。

ところで、今回は、東電のあの方はいなかった。異動されたのかもしれない。
あの方とは、私がADRに申し立てをした際の東電の担当者で、部署もお名前も教えていただけなかったのだが、過去2度の傍聴した際に、被告席に座っていた方だ。去年の春、被告席で長時間舟を漕いで居眠りをしたり、ガムを噛んでいたりしていた方だ。

ADRでのあの方の印象はこちら→(賠償請求体験記10 第一回口頭審理~東電との話し合い~)
裁判中の様子はこちら→(裁判長!被告が法廷でガムを噛んでます~福島裁判傍聴記~)

今回も、後半になってくると、2列目、3列目には何人か居眠り疑惑の方が3人ほどいた。
注視していると30秒ほどするとハッと首をもたげて、いかにも聞いていたという風に取り繕う。
30秒ほどなので、まあ、今回は疑惑程度だ。

(もっとも、原告席では、オジサンが携帯電話を鳴らして廷吏に注意されていた。しかも2度だ。)

ひえ~!東電をディスってるのに東電の広告が付いてる!

久しぶりに自分のブログを見て驚いた。

東電広告4t450

東電の無責任さを書き連ねているブログなのに、頭に東電の広告が付いている!
もう、不愉快を通り越して、シュールすぎる画面に笑ってしまった。


一か月更新しないと自動的に広告が付いてしまうのだが、よりによって東電。
しかも、
『電気を使うほどおトクになるかも!?』
って、本音ぶっちゃけ過ぎだ。
あれほど節電節電、「節電にご協力を」って言ってたのに、矛盾している。
少なくとも、原発事故を起こした東電が言うことではない。
電力自由化が迫ってきたら、節操がなくなっているんじゃないか。


事故以降、未だテレビでは東電のCMは見ていなかった。
(ソフトバンクは東電と提携しているから、間接的には東電のCMという面もある)
しかし、電力自由化を口実にしれっと広告を復活か。
被害の賠償範囲もあいまいにし、謝罪もしないまま、原発事故がなかったかのような広告を出すなんて。

まず出すべきは、
改めてのお詫び広告であり、
被害と賠償の範囲を示す広告であり、
万一にも賠償の請求漏れが無いように呼びかける広告であるべきだ。

当時、「全ての被害に対して賠償いたします」と言ったことを反故にしてはならない。


電力自由化を直前にして、この前まで東電を叩いていたマスコミも、大人しくなってしまった。「特定の電力会社を対象にした報道によって自由競争を妨げてはならない」という配慮のせいか。
今はもう、マスコミは、どこのプランが損か得かというだけだ。「原発を使わないクリーンなエネルギーを選ぶには、どこがいいか」という発言はできないのかな。

私は電力自由化自体には賛成だ。本当に自由競争になるならば。
とにかく東電は嫌なので、すでに東京ガスに切り替える手続きをした。

東電は現在原発は稼働していないが、被害者の一人として、東電を選ぶことはできない。
脱原発を理想とした方たちも、東電は選ばないだろう。東電を選ぶ(そのままにする)ことは、柏崎刈羽原発の再稼働に協力するに等しい。



ここからは悪夢のような想像。近い将来マスコミが「福島の賠償と廃炉作業のためには、東電を応援しましょう」と言い出す日が来るかも。
それと、そんなことはないと思うけど、このブログが、スポンサーの意向で、突然消されるようなことはないと願う。


今年も東電に門松はない

2016年、今年は原発事故から5年目を迎える。
2012年に賠償について東電に問い合わせた際、「今は福島の方が先ですので、茨城県の方はお待ちください」と言われたことをまだ忘れていない。
「事故の被害に遭われた方の最後の一人まで責任を持って補償いたします」と言っていたことも忘れない。
もうそろそろ、福島県以外の汚染地域にも、東電から「お待たせいたしました」と、謝罪と基礎的賠償があるはずだと思っている。
そうでなければ、嘘つきだ。詐欺だと言ってもいい。

子供も病人も含む一般人を、長い間放射線実験室でも許されないほどの空間に生活させ、原発事故がなければ払う必要のない出費をさせたまま、放っておくほど、東電は非道ではない、はずだ。
東京電力は、事故を起こしておいて、一般人を泣き寝入りさせたままなどという、恥ずかしい企業ではないはずだ。

今年は電力自由化も始まる。
このまましれっと勧誘広告やCMが始まるとは思えない。
今のままでは、どの面下げて東電を選んでくれと言えるのか。



写真は昨日(2016年1月2日)、新橋の東電本店。
今年も門松や正月飾りはなかった。この心意気はえらい。東電自ら、今の東電に正月を祝うことはできないという判断だろう。
いつまで続くか。今後も見ていきたい。

去年と大きく様子の違うところがあった。
東電が雇った警備員がいるだけで、警察車両がないのだ。制服の警官も見えなかった。
責任とってないけど、なんかもう世間は東電を許しちゃってるってことか。

★★★★★

今年は、“栃木県北原発被災者弁護団”の動向を注目していく。
福島県外の一般住民が集団で謝罪と賠償を求めて、去年の6月にADRに申し立てをしている。私の主張とも重なるところが大きい。
そろそろADRの判断があっていい時期だ。

もう一つ、私も参加している福島原発訴訟(なりわい訴訟)の行方に注目している。
我々にとって好感触の裁判長が、去年交代した。新しい裁判長になってから私は傍聴に行っていないが、原発事故からじわじわと責任があいまいにされている中、戦争の空襲被害のように「各々が受忍すべき」などということにならないように切に願う。

2016年1月3日

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